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13年ぶりの和賀岳・大甲山

 10月22日(月)代休日、前からこの日を狙っていた。和賀岳・焼石岳・神室山はてまた別ルートで栗駒山???と迷ったが、しば〜らく行ってない和賀岳に行く事にした。前回この山に登ったのは今から13年も前の11月、ただし岩手県側、高下口からのルートだった。したがってこのルートは初めてだ。帰りは薬師分岐から甲山経由のコースを選んだが、下調べ不足でこのルートを甘く見てしまったようだ。

  真木林道終点の駐車場を出発したのが9:40と、本日も超重役出勤也。(平日なんで朝の家事を済ませにゃならん。最近は育メンというより家事メンだから (・・*)ゞ)11時過ぎ、ようやく薬師岳手前の稜線に出た。薬師岳山腹の紅葉が見事だ。

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  後ろを振り返ると眼下に広がる仙北平野の向こうに鳥海山が浮かぶ。初冠雪の雪もほとんど消えたようだ。
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 目指す和賀岳はまだまだ先。

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 ところで今日持ってきた撮影機材がこれ。先日中古購入したNEX5にマウントアダプターを付けて愛用レンズSIGMA17-70mmを装着してみた。下の写真尾「LOCK-OPEN」というリングで絞りを調節するが、電子接点など無いから絞り値は全く感、絞り優先モードで撮影する。そしてもちろんマニュアル・フォーカス、ここで問題発生。今のAFレンズは、ピントリングを回し切ったところより少し手前で距離∞に焦点が合うようにできている。よってピンとリングを回し切ると、絞り込んでも遠方にはピントが合わない。この事に後で気がつき、しかも感でピンとリングを回したために、ピンボケ写真を量産してしまった。なので前半の写真はあまり無いわけ。やっぱり老眼がきたオヤジにファインダーが無いカメラはかなりキツい。( ̄□ ̄;)

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 ということで12:50、3時間10分かかってようやく和賀岳の山頂に立った。ラーメンにおにぎり、ドリップコーヒーに饅頭という豪華デザート付きで1時間ほど山頂でくつろぐ。天気快晴、秋田駒・岩手山・森吉山焼石に栗駒等々360°の大パノラマが広がる。ここでレンズを純正のEマウント18-35mmに換装する。

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 NEX5にはスイングパノラマなる機能があるのでこれにチャレンジしてみた。山頂からのパノラマ写真その1。

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 その2、右側が切れてしまうんで画像をクリックして見て下さい。

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 薬師岳山腹の紅葉はやはり鮮やか。この先の薬師分岐から左に折れ、やせ尾根を甲山方面に向かう。

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 このルートは笹薮が深くて道が分かりにくく2度ほど転倒。しかし足元にこんなカワユイ紅葉を見つけた。

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 このルート、道は悪いが景観は良い。視線を左に転じると、和賀川源流の渓谷を挟んで対岸の紅葉が鮮やかだ。その向こうに主峰和賀岳がそびえる。

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 和賀川源流の渓谷は小滝が連続し、見事な景観だ。

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 大甲山山頂部から薬師岳を振り返る。時間は既に15:34、ゆっくりしている暇はない。

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 沈みかけた太陽を背にした甲山、別名曲甲。笹薮はさらに深く時に胸くらいの深さ、かろうじてわかる踏み跡とピンクテープ、それにGPSが頼りだ。

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 甲山分岐を過ぎてしばらく下ると樹林の中に入った。ここでようやく深い笹薮とはおさらば。しかし時刻は16:30近く、辺りは薄暗くなり先を急ぐ。2度の徒渉を経て17:17ようやく登山口の駐車場に着いた。もう当たりは真っ暗、かろうじてヘッデンを点けずに下山できた。帰りはアップダウンがキツいとは思っていたが、まさか登りよりも時間がかかるとは思ってもいなかった。下調べ不足、反省点である。ε~( ̄、 ̄;)ゞフー
 ちなみに、我が本荘山の会でも8月にメンバー4人がこの逆ルートを歩いていた。記事は見ていたけれど、あまり深くは見ていなかったのよねぇ。


登山口9:40-滝倉10:23-倉方10:54-薬師岳11:29-小杉山11:59-小鷲倉12:22-和賀岳着12:51-同発13:54-小杉山14:29-薬師分岐15:00-大甲山15:43-
甲山分岐16:18-登山口17:17


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非公開コメント

No title

重役出勤で和賀岳とは恐れ入りました。

紅葉は薬師岳まで降りてきているようですね。
和賀渓谷の紅葉は格別に美しいですね~。

カメラ羨ましいな~。
貧乏人の私には手が出せませんでした。

ヒゲゴジラさんへ

毎度です。
今回は全く怖いもの知らずでした。
次回は秋田側からと高下側からの交差登山とか、
白岩岳からの縦走とか夢は膨らんでいますよん。

No title

山行報告を拙ページにアップしました。
17時過ぎに到着とは大変でしたね。

私が県南高体連にデビューした
1982年、春の大会で甲山を登った記憶があります。
和賀岳も遠い山でした。
また行きたくなります。

ヘッデン点灯直前に到着とはさすがです。
体力のない人は無理なコースですね。

こんたろうさんへ

私も県南高体連にデビューした平成13年の県南総体が和賀岳でした。
しかし天候が悪かったり残雪が多かったりして偵察では山頂までは行けず。
大会本番では選手が事故に遇い、途中でその生徒を二人で担いで下山しました。
人も少なく魅力的な山です。

No title

月曜日の晴天、山頂独り占めですね。
甲はいつか行きたい周回コースですが
やっぱり笹がすごいですか。。。
それにしても、日没との追いかけっこ、
無事で何よりです。
私などは怖くて。

ばりこ嬢へ

まあいざとなればヘッデンもあるさ、と高をくくっていました。
でもまさか登りより時間がかかるとは思いませんでしたなあ。
夏にぜひ行ってみたい山です。

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プロフィール

びんちゃん

Author:びんちゃん
山と自転車と写真が大好き。
本荘山の会 サンデーライダーズ所属
好きな山:鳥海山、焼石岳、栗駒山
秋田駒ヶ岳etc.
大1、中1、小5の3人息子の父親、中島みゆきファン歴5年。気がつけば50代後半、仕事と家事に追われ、山や自転車から遠ざかり気味なのが悩み。
05年自宅を新築、ヒートポンプ式全館床暖・エコキュートを導入、10年11月、太陽光発電装置設置、SANYO HIT-B205J01×28=5.74kw
尊敬する人物:アインシュタイン、R.P.ファインマン(物理学者)

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