今年もまた鳥海山北面へ!
4月26日(日)、快晴・風強し。本荘山の会の会山行で今年も鳥海山北面にトライしてきた。メンバーは計6名、こんたろう師匠・Dr.K氏・S幸氏・K玉君・びんちゃん・それにゲスト参加のH文氏だ。それにしても雪が少ねぇ( ̄▽ ̄;)!!ガーン

7時25分祓川を出発する。う〜、この空の青さを見よ。ヽ( ´¬`)ノ

雪が少ないだけではなく、雪面のクラックがあちこちにある。薮をさけクラックを避けながら歩く。今日の重要な忘れ物はな〜んとシール!こんたろう師匠から借りて事なきを得た。

ルートファインディング中のK玉君。ちなみに、こんたろう師匠は一昨日北面基部までの下見をしてくれたとの事。

ようやく北面がその勇姿を現す。ここまでおよそ1時間もかかった。

この薮はいつも通る薮だが、今年はこれまで経験した中で最もひどい。ご覧の通り人の背丈を超える。K玉君はスキーを向こうに放り投げて超えていた。

ようやく北面に向けて歩き出す。

この斜面はいつも落石があるが今年は特に多い気がする。人の頭二つ分くらいの石も転がっている。

9時20分、北面基部到着。ここでスキーを脱いでザックに括り付け、アイゼンを装着する。

さ〜て、ここからいよいよ一気に標高差800m余りの急斜面へ、oyazy師匠曰くところの「キタカベ修行」の始まりだ。☆(●≧ω≦)9 先行するのはK玉君、速ぇ〜。次いでつぼ足のS幸氏、その後にびんちゃん。

後ろを振り向くとH文氏、Dr.K氏、こんたろう師匠と続く。

いつもの休憩地点の岩場に到着、稲倉岳と日本海を見下ろす。ここを登っている登山者は我々だけである。

ようやく山頂直下、この2つの岩場の間を抜けると新山山頂だ。今日は斜面が凍っていないのでまだ楽な方である。でもアイゼン歩行はまだまだ下手、今日もズボンの裾に穴二つだ。

見よ!この急斜面、ピッケルのピックを雪面に刺し、斜面に這いつくばって登る。

12:25、ようやく新山山頂に到着。ふくらはぎがキツい。新山には数人の登山者がいたが、北面を登ってきたと言うと一様に驚いていた。山頂より日本海を望む。

新山から七高山を望む。向こうに見える山は焼石岳。

その右隣に栗駒山。

さらに月山。K玉君はびんちゃんより1時間も前に到着!(ノ゚ρ゚)ノ

新山山頂前で記念写真、Dr.K氏はかなりキツそうです。

この後北面を滑り降りる手もあったが、またあの薮を超えたり登り返したりするのがいやなので、七高山に回り込んで下山する事にした。

千蛇谷の雪の様子。かなり少ないでしょう。七高山に抜ける途中、ここが風の通り道になっており爆風が吹く。

14:00、七高山到着。日本海を見下ろす。

七高山から祓川まで滑り降りる途中で振り返る。

しかも斜面はあちこちにご覧の通りのクラックが出来ている。おそらく急激な雪消えによって出来たものと思われるが。

八合目、七ツ釜の避難小屋の上から祓川ヒュッテを見下ろす。雪の少なさがお分かりであろうか。

14:50無事下山、今回もなかなか厳しい修行であった。(-_-;)・・・(完)

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7時25分祓川を出発する。う〜、この空の青さを見よ。ヽ( ´¬`)ノ

雪が少ないだけではなく、雪面のクラックがあちこちにある。薮をさけクラックを避けながら歩く。今日の重要な忘れ物はな〜んとシール!こんたろう師匠から借りて事なきを得た。

ルートファインディング中のK玉君。ちなみに、こんたろう師匠は一昨日北面基部までの下見をしてくれたとの事。

ようやく北面がその勇姿を現す。ここまでおよそ1時間もかかった。

この薮はいつも通る薮だが、今年はこれまで経験した中で最もひどい。ご覧の通り人の背丈を超える。K玉君はスキーを向こうに放り投げて超えていた。

ようやく北面に向けて歩き出す。

この斜面はいつも落石があるが今年は特に多い気がする。人の頭二つ分くらいの石も転がっている。

9時20分、北面基部到着。ここでスキーを脱いでザックに括り付け、アイゼンを装着する。

さ〜て、ここからいよいよ一気に標高差800m余りの急斜面へ、oyazy師匠曰くところの「キタカベ修行」の始まりだ。☆(●≧ω≦)9 先行するのはK玉君、速ぇ〜。次いでつぼ足のS幸氏、その後にびんちゃん。

後ろを振り向くとH文氏、Dr.K氏、こんたろう師匠と続く。

いつもの休憩地点の岩場に到着、稲倉岳と日本海を見下ろす。ここを登っている登山者は我々だけである。

ようやく山頂直下、この2つの岩場の間を抜けると新山山頂だ。今日は斜面が凍っていないのでまだ楽な方である。でもアイゼン歩行はまだまだ下手、今日もズボンの裾に穴二つだ。

見よ!この急斜面、ピッケルのピックを雪面に刺し、斜面に這いつくばって登る。

12:25、ようやく新山山頂に到着。ふくらはぎがキツい。新山には数人の登山者がいたが、北面を登ってきたと言うと一様に驚いていた。山頂より日本海を望む。

新山から七高山を望む。向こうに見える山は焼石岳。

その右隣に栗駒山。

さらに月山。K玉君はびんちゃんより1時間も前に到着!(ノ゚ρ゚)ノ

新山山頂前で記念写真、Dr.K氏はかなりキツそうです。

この後北面を滑り降りる手もあったが、またあの薮を超えたり登り返したりするのがいやなので、七高山に回り込んで下山する事にした。

千蛇谷の雪の様子。かなり少ないでしょう。七高山に抜ける途中、ここが風の通り道になっており爆風が吹く。

14:00、七高山到着。日本海を見下ろす。

七高山から祓川まで滑り降りる途中で振り返る。

しかも斜面はあちこちにご覧の通りのクラックが出来ている。おそらく急激な雪消えによって出来たものと思われるが。

八合目、七ツ釜の避難小屋の上から祓川ヒュッテを見下ろす。雪の少なさがお分かりであろうか。

14:50無事下山、今回もなかなか厳しい修行であった。(-_-;)・・・(完)

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コメントの投稿
北面アップお待ちしていました
お仕事がお忙しいのでしょうね。でも、アップ感謝。拙ページにもリンクを設定しました。
雪が少なく、何だか別の山の雰囲気でした。それにしても体力差は歴然。
ビンチャンをしのぐとは、S幸氏の体力は相当なものですね。
雪が少なく、何だか別の山の雰囲気でした。それにしても体力差は歴然。
ビンチャンをしのぐとは、S幸氏の体力は相当なものですね。
こんたろう師匠へ
北面は単に体力だけでなく技術がいりますなぁ。
ピッケルの使い方、歩き方共にまだまだ要訓練です。
ピッケルの使い方、歩き方共にまだまだ要訓練です。
No title
聞きしに勝る雪の少なさ!
6月中旬ですね。それにしても
北面へ行った方々がいたとは、尊敬です。
さすが本荘山の会ですね。
6月中旬ですね。それにしても
北面へ行った方々がいたとは、尊敬です。
さすが本荘山の会ですね。
ばりこ嬢へ
そう、雪消えは相当進んでいます。
先日スキーで下山中に足を怪我されてDr.へりで搬送された方がいましたが、
おそらくあのクラックにひっかかって転倒したのではないでしょうかね。
いつもなら6月に鳥海山の斜面に現れるあの「女児の寝顔」の雪型が、
もう出かかっていますね。
先日スキーで下山中に足を怪我されてDr.へりで搬送された方がいましたが、
おそらくあのクラックにひっかかって転倒したのではないでしょうかね。
いつもなら6月に鳥海山の斜面に現れるあの「女児の寝顔」の雪型が、
もう出かかっていますね。
No title
北面アップありがとう。
K氏は早い!余裕で下の方を見てました。
初めてだったので、山頂がどの辺かわからず、スリークォーターは少し水分不足でした。
K氏と私の写真があったなんてカンゲキ!
コンパクト・ポーリッシュグラシエーという感じでした。
楽しかったです。5人の皆様ありがとうございました。
S幸
K氏は早い!余裕で下の方を見てました。
初めてだったので、山頂がどの辺かわからず、スリークォーターは少し水分不足でした。
K氏と私の写真があったなんてカンゲキ!
コンパクト・ポーリッシュグラシエーという感じでした。
楽しかったです。5人の皆様ありがとうございました。
S幸