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快晴の鳥海山で板納め

 5月21日(日)、鳥海荘主催行事「百度石の会」が行われた。要項よく見ずに当日参加できるものと勘違い。(;^ω^A まあ本荘山の会の会員もたくさんおり、「一緒に登るべっ」ということになった。

 6:50頃祓川駐車場到着、出発準備をしていると見覚えのある白い車が到着、久々にばりこ嬢とご対面。この日は矢留山岳会のメンバーと登るとのこと。
 百度石・・の参加者は何班かに分かれて出発していた。自分は最後の組から遅れること数分、7:35祓川を出発する。快晴で気温も高め、今日はゴアのシェルや雨具はいらない。水分だけはたっぷりと装備した。


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 しばらくして最後の組と合流、このうち本荘山の会の何人かは前日クマガイソウを見に安達太良山に行ってきた人たちだ。連チャンの山登りお疲れ様。どうもペースが合わず先行することにした。 

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 撮影機材は今日もX-T1+XF18-55レンズにPLフィルターを装着、EVFはPLの効果がわかりにくいのが欠点だ。ベルビアモードだがこの空の青さよ!残月が見えていたが写っていない、残念!

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 2時間半ほどで舎利坂に差し掛かる。空は前日に比べ霞がかかっており、今月3日のように遠望は効かない。今日は雪が柔いので八合目からはスキーアイゼンを装着している。

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 10:25、七高山に到着、会長とT谷さんそして魁新聞の記者が先行して到着していた。その後続々と百度石・・の参加者計60名ほどが到着し、山頂付近は大混雑である。新山や稲倉岳の雪もだいぶ消えた。

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 百度石・・の記念撮影にもちゃっかりおさまり、12:00頃下山する。会長が先行、2番手テレマークのT谷さん、3番手びんちゃん、しかし人が多くて荒れた斜面+重い雪で滑りにくい。

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 止まって振り返ると百度石・・の参加者が蟻の行列のように見える。

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 結構藪が出ているので下山の際のスキーの進行方向には要注意だ。しかし会長に付いていけばまず安心。しかし最後、祓川上部で藪に突っ込んでしまった。(|||ノ`□´)ノオォォー!! 12:50無事下山。雪はまだあるが今年はこれにて板納めだ。
 6月17〜18日、自転車レース「鳥海山ヒルクライムfrom日本海」が開催される。これに出るかどうか思案中。σ( ̄、 ̄=)ンート・・・

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快晴の鳥海山北面へ

 5月3日(水)憲法記念日、恒例の鳥海山北面に単独で挑戦した。当初の計画では4月29日の予定だったが悪天候により中止、3日の山行を会員諸兄に呼びかけるものの賛同者はなし。Σ( ̄ε ̄;|||・・・このルート、単独で行くには多少なりとも勇気がいる。しかし天気は快晴・微風と好条件、去年とは違いラッキーであった。

 7:20祓川を出発、この冬は雪が少なかったが、春先の天候不順のためか雪はたっぷりと残っている。

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 それでも北面基部に出るまでに2回の藪漕ぎは止む無しか。途中ルートミスにより時間がかかった。先行者は遥か彼方に1名のみ。

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 ようやく北面が顔を出す。ここからこの斜面を見ただけで心拍数が上がる。今日はうまく登れるか。9:20、2時間かかって基部まで来た。

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 いつものようにここでスキーを脱いでザックに括り付けてアイゼンを装着、手にはピッケルを持って出発する。時刻は9:30。柔い斜面だが足の沈み込みは少ない。それでも先行者のトレースを辿ると楽である。スノーボーダーが単独で滑り降りて来た。

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 10:50、1時間20分ほどで途中1,800m付近の岩稜帯まで来た。ここでおにぎり2個を食い大休止する。下を見下ろせば稲倉岳・外輪山の彼方には飛島が、そのはるか右には男鹿三山、さらに右の白い山は森吉山か?

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 上を見上げれば益々きつくなる斜面。山頂まではまだ標高差で400mある。

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 岩場にカメラを置いて自撮りする。今日はヘルメットを装着するが顔を上げるたびメットがにスキーに当たる。何か良い方法はないものか。

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 11:15出発、いよいよここからが北面の核心部である。なにせこの斜度である。凍結していないのが幸い。(-。-;)雪面に突き刺したピッケルの穴が青い。

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 2,000m付近からの外輪山のピーク。

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 いよいよ最後の壁に挑む。両手で雪面に差し込んだピッケルに捕まっては左右の足を交互に雪面に蹴り込んで登る。アイスバーンよりは登りやすいが雪が柔いのでスリップしないように注意が必要だ。

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 何と言ってもこの斜度である。登り切るまで気が抜けない。

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 12:30、新山山頂到着。基部から大休止の時間込みでちょうど3時間かかった。月山がくっきりと見える。その右奥は朝日連峰さらに飯豊連峰であろう。

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 七高山山頂はかなりの賑わいである。その向こうに見えるのは焼石の山々。

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 新山山頂で撮ってもらった。

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 新山山頂より外輪山を望む。向こうに見える山は同定できず。どうも不勉強です。
...ヽ( ´_つ`)ノ ?

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 下山は七高山経由で行くこととする。休憩後再びザックとスキーを背負い歩き出すとアイゼンをズボンの裾に引っ掛けて転倒した。何度も同じことが起きそうになる。ズボンの買い替えどきか。外輪山、千蛇谷と神社小屋。

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 七高山は大変な賑わいである。ここでスキーに履き替えて13:30下山開始。午後の日差しで雪は柔くなかなか滑りにくい。

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 途中山頂を振り返る。13:55無事下山、駐車場で山の会のOyazy師匠、鉄人K玉君、カメラマンO氏とばったり会う。この天気でうちのメンバーが誰も来ていないわけはない。でも北面行ったのは自分だけだった。


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プロフィール

びんちゃん

Author:びんちゃん
山と自転車と写真が大好き。
本荘山の会 サンデーライダーズ所属
好きな山:鳥海山、焼石岳、栗駒山
秋田駒ヶ岳etc.
大1、中1、小5の3人息子の父親、中島みゆきファン歴5年。気がつけば50代後半、仕事と家事に追われ、山や自転車から遠ざかり気味なのが悩み。
05年自宅を新築、ヒートポンプ式全館床暖・エコキュートを導入、10年11月、太陽光発電装置設置、SANYO HIT-B205J01×28=5.74kw
尊敬する人物:アインシュタイン、R.P.ファインマン(物理学者)

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