晩秋の丁岳へ
11月11日(日)、由利本荘市鳥海町の丁岳へ本荘山の会のメンバー6人と共に出かけた。会のメンバーヒゲゴジラさんと一緒に待ち合せ地へ向かう途中、思わず車を止めて写真を撮りたくなるような真っ白な鳥海山が目に飛び込んできた。また、朝靄の中を昇る太陽もとっても美しい。今日は期待できるなあ、っと話しながら山へ向かったのだが。

7:24分先ずは出発前に1枚記念写真。メンバーはきのこ採り名人Y子隊長以下K玉君・M浦君・S馬さん・Dr.S先生・ヒゲゴジラさんにびんちゃんの計7人だ。丁岳〜萱森〜庄屋森〜観音森周回コースを左回りで行く。

登山口から沢を渡り急登を行くが、20分も歩かないうちにY子さんがキノコを発見。さすがは名人だ。

え〜と「ムキダケ」だっけ?びんちゃんはキノコには全く素人だ。

1時間程行くと左に大きく視界が開けた。平野部に雲海が浮かび、遥か向こうに秋田駒が見えた。ここにも今日は我が会のメンバーが登っているはずだ。よく見ると山頂部がやや白く見える。その右には真昼岳始め、奥羽脊梁山脈の山々が連なる。

プリップリのなめこを発見!この色とつやが何とも美しい。

発見者のK玉君がうれしそうに採る。新妻へのお土産か?

木々の合間から時折真っ白な鳥海山が顔を出す。雲の流れが速い。

間もなく丁岳山頂、急登を登るメンバー。9:50丁岳山頂着、風が強くなってきた。小休止してジャケットを着込み、次のピークへと向かう。ここまででまだ全ルートの3分の1だ。

11:33、次のピークの萱森に到着、ルートはかなり急峻だ。風がかなり強い。萱森から庄屋森を望む。

萱森からの下山路を慎重に下るメンバー。コースには落ち葉が多く滑りやすい。

庄屋森へ登る途中で見つけたウサギと思われる遺骸。猛禽類が襲ったのではないかと思われる。

12:00庄屋森到着。萱森と丁岳を返り見る。萱森は正に先鋒(ホルン)のようだ。晴れていれば右に鳥海山が見えるはずなのだが雲で見えない。ここから下った鞍部で大休止しランチタイム。

ちなみにびんちゃんが前回丁岳へ登ったのは6年前、06年11月26日だった。上の写真はそのとき、やはり庄屋森から眺めた丁岳と鳥海山である。

12:55最後のピーク観音森到着。皆で記念撮影。

強風で帽子を飛ばさぬように気をつけていたのだが、観音森から下山する途中で谷へ飛ばされてしまった。取りに行くのはちょっと無理。ふと頭の中に詩が浮かんだ。そう森村誠一の「人間の証明」でも使われたあの詩だ。
『ぼくの帽子』 西條八十
母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏碓氷から霧積へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかつた、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき向こふから若い薬売りが来ましたつけね。
紺の脚絆(きゃはん)に手っ甲をした。
そして拾はうとしてずいぶん骨折つてくれましたつけね。
だけどたうたうだめだつた。
何しろ深い谷で、それに草が背丈ぐらゐのびていたんですもの。
母さん、ほんとにあの帽子どうなつたでせう?
そのとき傍で咲いてゐた車百合の花は、
もうとうに枯れちやつたでせうね、
そして、秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。
母さん、そしてきつと今頃は、 今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪が降りつもつてゐるのでせう。
昔、つやつや光つた、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いたY.Sといふ頭文字を埋めるやうに、
静かに、寂しく
14:46、登山口に到着。Dr.S先生のGPSによる今回のルートの積算登高差は1,800m余り、鳥海山祓川コースの約1.5倍である。一番キノコの収穫量が多かったのはS馬さん、でもストックを折っちゃったのはキツかったねえ。(ノ△・。)

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7:24分先ずは出発前に1枚記念写真。メンバーはきのこ採り名人Y子隊長以下K玉君・M浦君・S馬さん・Dr.S先生・ヒゲゴジラさんにびんちゃんの計7人だ。丁岳〜萱森〜庄屋森〜観音森周回コースを左回りで行く。

登山口から沢を渡り急登を行くが、20分も歩かないうちにY子さんがキノコを発見。さすがは名人だ。

え〜と「ムキダケ」だっけ?びんちゃんはキノコには全く素人だ。

1時間程行くと左に大きく視界が開けた。平野部に雲海が浮かび、遥か向こうに秋田駒が見えた。ここにも今日は我が会のメンバーが登っているはずだ。よく見ると山頂部がやや白く見える。その右には真昼岳始め、奥羽脊梁山脈の山々が連なる。

プリップリのなめこを発見!この色とつやが何とも美しい。

発見者のK玉君がうれしそうに採る。新妻へのお土産か?

木々の合間から時折真っ白な鳥海山が顔を出す。雲の流れが速い。

間もなく丁岳山頂、急登を登るメンバー。9:50丁岳山頂着、風が強くなってきた。小休止してジャケットを着込み、次のピークへと向かう。ここまででまだ全ルートの3分の1だ。

11:33、次のピークの萱森に到着、ルートはかなり急峻だ。風がかなり強い。萱森から庄屋森を望む。

萱森からの下山路を慎重に下るメンバー。コースには落ち葉が多く滑りやすい。

庄屋森へ登る途中で見つけたウサギと思われる遺骸。猛禽類が襲ったのではないかと思われる。

12:00庄屋森到着。萱森と丁岳を返り見る。萱森は正に先鋒(ホルン)のようだ。晴れていれば右に鳥海山が見えるはずなのだが雲で見えない。ここから下った鞍部で大休止しランチタイム。

ちなみにびんちゃんが前回丁岳へ登ったのは6年前、06年11月26日だった。上の写真はそのとき、やはり庄屋森から眺めた丁岳と鳥海山である。

12:55最後のピーク観音森到着。皆で記念撮影。

強風で帽子を飛ばさぬように気をつけていたのだが、観音森から下山する途中で谷へ飛ばされてしまった。取りに行くのはちょっと無理。ふと頭の中に詩が浮かんだ。そう森村誠一の「人間の証明」でも使われたあの詩だ。
『ぼくの帽子』 西條八十
母さん、僕のあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏碓氷から霧積へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦わら帽子ですよ。
母さん、あれは好きな帽子でしたよ。
僕はあのとき、ずいぶんくやしかつた、
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから。
母さん、あのとき向こふから若い薬売りが来ましたつけね。
紺の脚絆(きゃはん)に手っ甲をした。
そして拾はうとしてずいぶん骨折つてくれましたつけね。
だけどたうたうだめだつた。
何しろ深い谷で、それに草が背丈ぐらゐのびていたんですもの。
母さん、ほんとにあの帽子どうなつたでせう?
そのとき傍で咲いてゐた車百合の花は、
もうとうに枯れちやつたでせうね、
そして、秋には、灰色の霧があの丘をこめ、
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ。
母さん、そしてきつと今頃は、 今夜あたりは、
あの谷間に、静かに雪が降りつもつてゐるのでせう。
昔、つやつや光つた、あの伊太利麦の帽子と、
その裏に僕が書いたY.Sといふ頭文字を埋めるやうに、
静かに、寂しく
14:46、登山口に到着。Dr.S先生のGPSによる今回のルートの積算登高差は1,800m余り、鳥海山祓川コースの約1.5倍である。一番キノコの収穫量が多かったのはS馬さん、でもストックを折っちゃったのはキツかったねえ。(ノ△・。)

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鳥海山初冬訓練
11月4日(日)、久々の鳥海山行は雪に覆われた鳥海山矢島口での本荘山の会初冬訓練だった。前夜は同会恒例の山童祭に参加、深夜まで会員諸兄と語り合いながら親睦を深めた。でも翌日山へ行くんなら、11時半までは飲まねえべよなあ、普通。翌朝朝食をとりながら行き先が「鳥海山隊」と「丸森隊」に分かれた。という事もあってか出発時刻は9時5分也。雪のため祓川のチョイ手前、猿倉方面との分岐地点から歩き出す。

今回のメンバーはDr.K造隊長以下T谷氏・S氏・山の弟子嬢・デンキ師匠にびんちゃんの計6名。先ずは祓川で出発前の記念写真。この時点で9:30、今回も撮影はNEX5、Sonyαシリーズのリモコンがそのまま使えた。ちょっと三脚の位置が悪かったわん。

こんなに雪があるとは考えもせず、アイゼン・ピッケルは持ってきたが和カンは持ってきていなかった。でも「丸森隊」に加わったヒゲゴジラさんから和カンを借りることができた。おかげで快適に歩く事ができた。コマッスムニダ!

10:10賽の河原、ここいら辺から急に視界が悪くなる。10:30御田、ピッケルがしょっちゅう木の枝に引っかかり歩きにくい。

びんちゃんとT谷氏・隊長がGPSで、弟子嬢が地図とコンパスを頼りに御田からの急登を登り、とりあえず八合目七ツ釜の避難小屋を目指す。

しかしここでミスルート、ルートから右にそれて歩いていたようで小屋を左下に発見する。小屋到着10:57。

七ツ釜の避難小屋で大休止、昼食は朝女性会員たちがにぎってくれた塩むすび&T谷氏持参の熊本豚骨ラーメンと今日も豪勢?なメニュー。

さてこの先どうするかと思案した結果、皆さん行けるところまで行くという結論に至り、さらに登り続ける。

木々にはびっしりと霧氷が付いていた。晴れていたらさぞ美しかった事だろうねえ。

時刻は正午過ぎ「もうちょっと行こう!」とびんちゃん。Dr.K造隊長は雪面の状態から雪崩の危険を指摘する。

12:38氷の薬師到着、今日はここまで。これくらいの雪道の下山はホントに歩きやすい。13:58祓川到着。それにしても翌日はすっきり快晴!真っ白な鳥海山が家から見えた。あ〜もし1日ずれていればねえ(ノ_-;)ハア…。

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今回のメンバーはDr.K造隊長以下T谷氏・S氏・山の弟子嬢・デンキ師匠にびんちゃんの計6名。先ずは祓川で出発前の記念写真。この時点で9:30、今回も撮影はNEX5、Sonyαシリーズのリモコンがそのまま使えた。ちょっと三脚の位置が悪かったわん。

こんなに雪があるとは考えもせず、アイゼン・ピッケルは持ってきたが和カンは持ってきていなかった。でも「丸森隊」に加わったヒゲゴジラさんから和カンを借りることができた。おかげで快適に歩く事ができた。コマッスムニダ!

10:10賽の河原、ここいら辺から急に視界が悪くなる。10:30御田、ピッケルがしょっちゅう木の枝に引っかかり歩きにくい。

びんちゃんとT谷氏・隊長がGPSで、弟子嬢が地図とコンパスを頼りに御田からの急登を登り、とりあえず八合目七ツ釜の避難小屋を目指す。

しかしここでミスルート、ルートから右にそれて歩いていたようで小屋を左下に発見する。小屋到着10:57。

七ツ釜の避難小屋で大休止、昼食は朝女性会員たちがにぎってくれた塩むすび&T谷氏持参の熊本豚骨ラーメンと今日も豪勢?なメニュー。

さてこの先どうするかと思案した結果、皆さん行けるところまで行くという結論に至り、さらに登り続ける。

木々にはびっしりと霧氷が付いていた。晴れていたらさぞ美しかった事だろうねえ。

時刻は正午過ぎ「もうちょっと行こう!」とびんちゃん。Dr.K造隊長は雪面の状態から雪崩の危険を指摘する。

12:38氷の薬師到着、今日はここまで。これくらいの雪道の下山はホントに歩きやすい。13:58祓川到着。それにしても翌日はすっきり快晴!真っ白な鳥海山が家から見えた。あ〜もし1日ずれていればねえ(ノ_-;)ハア…。

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10月の発電量レポート
10月は後半雨や曇りの日が多く、発電量・売電量共に前年を下回った。これで年間売り上げ目標額の20万円達成には黄色信号が灯る(TmT)。天気予報はこの先も雨マークが続く、そう言えばもう2週間以上もジテ通してないわなあ( ´△`)アァ-。


発電量や売電量だけでなく、自給率までダウン!
昨年同月比 発電量:-39
消費量:+ 2
売電量:-28
買電量:+13(単位:kwh)


消費量はご覧の通り日毎に増加、やはり寒くなってきたからなあ。こちら気象庁のデータで去年と今年の気温および日照時間を比較する。日平均気温は去年の13.6℃に対して今年は14.2℃と今年の方が暖かかった。しかし、日照時間は去年138.9時間に対し今年は120.2時間と18時間以上短かったのだ。そう言えば去年は11月10日に床暖を入れ、16日に初雪が降ったっけ。少しずつ冬支度も始めねば( ̄□ ̄||)))。

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発電量や売電量だけでなく、自給率までダウン!
昨年同月比 発電量:-39
消費量:+ 2
売電量:-28
買電量:+13(単位:kwh)


消費量はご覧の通り日毎に増加、やはり寒くなってきたからなあ。こちら気象庁のデータで去年と今年の気温および日照時間を比較する。日平均気温は去年の13.6℃に対して今年は14.2℃と今年の方が暖かかった。しかし、日照時間は去年138.9時間に対し今年は120.2時間と18時間以上短かったのだ。そう言えば去年は11月10日に床暖を入れ、16日に初雪が降ったっけ。少しずつ冬支度も始めねば( ̄□ ̄||)))。

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