鳥海山雪渓調査’17ー9月編

 9月10日、恒例の雪渓調査に出かけた。例年8月と10月の10日頃の調査だが、今年は精密に測量をするとのことで、中間のこの日も測量することに。調査メンバーは隊長G氏、元A大教授のK氏に自分を加えた3人。ギリギリのメンバーだ。高3で部活が終わり、休日はいつも暇そうにしている長男に手伝いを依頼したが、あっさりと断られた。; ̄ロ ̄)!
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 二人は前夜祓川ヒュッテに前泊して早く出かけたので後を追う。7:45祓川を出発する、風は強いが青空が広がる好天。


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 8:15、賽の河原到着。風が強く山頂がガスで見え隠れする。9月だというのにまだここの雪渓が残っている。8:50、八合目付近にある目的の雪渓に到着、先ほど着いたばかりという二人と測量を始めた。しかし作業を始めて間もなく雷鳴が轟く。まずいな、と思っていると雨粒が落ちてきた。慌てて七ツ釜の避難小屋へ駆け込む。早めの昼食をとり雷雲が過ぎるのを待った。


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 11:30、スマホの雨雲レーダーで雷雲が去ったことを確認、ザックを小屋にデポして再度現場へ向かう。


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 最大斜度30°程の斜面を何度も登ったり降りたりして測量する。これが結構きつい。6本爪アイゼンが効いた。全ての作業が終わったのは16時半過ぎ。小屋に戻って休憩後下山する。


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 雪渓の近くには、まだアオノツガザクラの群落が残っていた。賽の河原まで降りるともう18:50、ヘッデンをつけて降りる。祓川まで降りたのは18:20だった。あの雷で1時間以上はロスしてしまった。疲れたわ。(-。-;)


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オヤジの挑戦、リベンジ

 8月20日(日)、二週間前の「オヤジの挑戦」に再度チャレンジする日がやって来た。前回の反省を踏まえ5:50祓川を出発する。気温も平年並みだ。カメラも一眼レフはやめ、コンデジのRICOH GRを装備する。

 準備をしていると同じ本荘山の会のH氏とばったり。今日はガイド役で登るとのこと。祓川からはガスの中。しばらく行くとやはり本荘山の会のT氏と会い、二週間前のリベンジだと告げ先を急ぐ。

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 6:15六合目着、さすがに二週間前よりは雪が少ないが、この時期としてはかなり多い雪。

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 6:30、七合目着、結構いいペースだ。

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 7:00、八合目着、雲海の上に出たようだ。秋の気配が漂う青空だ。

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 今日はさすがに康新道ではなくノーマルルートを行く。道の脇にはイワイチョウやアオノツガザクラ、ヒナザクラの群落が多い。

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 7:30、九合目、氷の薬師到着。

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 マルバシモツケ

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 舎利坂と雲海

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 8:25、七高山到着。ここまで2時間半、いいペースだ。

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 写真を撮ってもらい、行動食を口にすると外輪山を降りる。

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 外輪山に咲く花々、ハクサンシャジン、ヤマハハコ、チョウカイフスマ。

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 9:50、扇子森

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 10:10、御浜通過。

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 そして11:05、鉾立到着。祓川を出発してから5時間10分、いいペースだ。無理やり自撮りする。おにぎり2個をお茶で腹に流し込み、ハイドレーションの水を1ℓ補給すると、到着20分後に再出発だ。

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 賽の河原に咲くニッコウキスゲと咲き終わったチングルマ。長距離(長時間)歩くコツは心拍数を上げないこと。自分の場合130bpmを超えないペースを維持することだ。

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 12:50、2度目の御浜。帰りは行きとは違った景色が見えるものだ。ハクサンフウロが目についた。

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 御浜から山頂方面に目をやるがガスが濃い。

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 13:10、再び扇子森の登り。足はまだまだ大丈夫。

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 13:30、七五三掛、ここから千蛇谷ルートを行く。正面に迫る荒神ケ岳と外輪山。

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 外輪山の内側にはまだ多くの雪がへばりついている。大物忌神社小屋まであと少し、かなりきつくなってきた。14:45神社小屋到着。

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 一休みし、ザックをデポしてカメラとミニミニ三脚を持ち新山へ登る。15:05新山山頂到着。

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 新山から七高山を望む。まだ誰かいるようだ。

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 いつも新山まで来るのはほとんど積雪期のみ、夏場に登るのは結構めんどくさいなあと改めて感じた。何枚か写真を取るとすぐに下山。

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 胎内くぐり、山頂小屋に泊まる登山者がやってきたようだ。小屋まで降りると再び七高山への急坂を登る。この日一番足にきた登りだ。

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 15:45、七高山到着。当然誰もいない。証拠写真だけ撮りすぐに下山にだ。ストックを出し、四足歩行で慎重に降りる。ここで怪我などしては元も子もない。誰もいない、声を出して自分自身に気合を入れた。下山途中は写真を撮ったり記録を取る余裕はなし。

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 18:00、やっとの事で祓川に到着した。出発してからほぼ12時間。とうとうやった!体はもう疲労困憊である。来年もやるかって?もうやらねぇ!(*´ρ`*)


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 先日から使っている活動量計POLAR A370の記録を見てみよう。画面は同期しているiphone5cの画面である。満充電でスタートしたが、途中電池切れで10時間分、ちょうど帰りに七高山へ戻ったところまでしか記録されていなかった。心拍数もほとんどが130bpm以下にコントロールされていることがわかる。


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 スマホのGPS機能を使って、移動経路も記録される。


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オヤジの挑戦は失敗

 8月6日(日)快晴。年と共に衰えゆく我が肉体を試すため、これまでにも何度か我が身を試すような山登りをして来た。4年前には0mからの鳥海登山、2年前は自宅からMTBで焼石岳まで行ったっけ。今回のstageは鳥海山、祓川登山口から山頂を経て鉾立登山口まで下り、日帰りで再び祓川まで戻ってくるという計画だったが・・・・・。

 なんだかんだで出発が遅れ、祓川出発7:20。天気は快晴、気温はかなり高め。

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 約30分後、六合目到着、残雪の多さに驚かされる。

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 さらに15分後、七合目御田到着。

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 八合目手前の斜面から下界を振り返る。典型的な夏空。祓川のヒュッテが小さく見える。

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 これまで何十回と登っている鳥海山だが真夏に登ったことは意外に少なかったかもしれない。康新道を行くこととする。湧き上る雲とハクサンシャジン。

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 花畑と鳥海山。やはりこちらのコースの方が景観は良い。

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 康新道から望む鳥海山双耳峰と北面、春の連休に登った北面にはまだ残雪がある。

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 崖縁に咲くイワブクロ。

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 チョウカイフスマやイワキキョウも盛りである。

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 10:35、七高山到着。ここまで3時間15分もかかってしまった。それにしても暑い。キャメルバックに1.5ℓの水、肩に500mℓペットボトルのスポドリを装備するが、もう半分以上消費した。

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 軽く行動食をとり10分後、外輪山を鉾立に向けて下山する。千蛇谷の残雪も多い。

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 11:00、行者岳を過ぎ山頂を振り返る。

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 外輪山の登山道周辺に咲く花々も見事である。ハクサンシャジンを始めトウゲブキ、ヤマハハコ、ミヤマアキノキリンソウ等々。

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 今日もカメラはXーT1、ミラーレスなので軽いとはいえ一眼レフなのでそれなりの重量はある。景観や花が良いので、つい撮影時間も長くなる。七五三掛に着くともう12:00、同じ山の会のTさんと御一行に会う。

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 扇子森へ至る途中、ハクサンイチゲの群落に出会う。この花が咲いていたのはここだけか。

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 12:38、やっと御浜へ着きトイレへ駆け込む。下痢だ。
 13:30、やっと鉾立に到着、おにぎり一個とカップ麺を掻き込み、ハイドレーションの水を1.5ℓ補給すると14:00再出発。

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 ややペースを上げながら再び山頂に向けて出発、しかしどう考えても日没前に祓川まで戻ることは無理。ヘッデンは持っているがナイトハイクは避けたい。山頂小屋に泊まる金は持っていない。七ツ釜避難小屋まで行って泊まるか?そもそも体力はそこまで持つか?そんなことを考えているうち、上部にかかるガスはどんどん濃くなってきた。
 賽の河原の手前まで来た。ここで計画中止の決断をする。電話で女房を呼び、再び鉾立まで下山した。

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 女房の車で祓川まで戻った。矢島側は晴れていた。失敗の原因を自分なりに考える。先ずは出発時間が遅過ぎた。次に猛暑、ハイドレーションやスポドリを含め、ここまで3.5ℓを給水している。この日横手の最高気温は33℃だった。さらに下痢をするなど体調も万全ではなかった。再挑戦を誓う。


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募集登山で笙ヶ岳へ

 7月22日(土)、本荘山の会募集登山で笙ヶ岳へ向かった。参加者は一般参加8名+1、会員10名の計19名。

 悪天候が予想されたが登山口の鉾立駐車場にはけっこうな台数の車がある。バスの団体さんまでいる。8:30出発。まだ雨は降らない。

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 このルートを歩くのは4年ぶりだ。奈曽渓谷をのぞき込む。手前の花はトラノオか?クガイソウ。

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 結構花は多い。ハクサンボウフウ。

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 9:40、賽の河原着、久々にチングルマの群落に遭遇した。ここで雨が降り出しメインのカメラ(X-T1)はザックの中へ。

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 ここからは防水のコンデジXACTIで撮影。道の脇に見つけた花々たち、ゴゼンタチバナ。

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 ツマトリソウ

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こりゃなんでしょうか?真ん中に花があったのかも・・・?お分かりの方はぜひコメントを。

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 ミツバオウレン

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 雪渓を登って長坂道へ、雨とガスで見透しは効かないが周りは見事なお花畑、チングルマやイワカガミの大群落。

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 そしてハクサンイチゲの大群落、おそらく焼石岳姥石平の群落と比べても決して引けを取らないであろう。この天気が恨めしい。

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 雨に濡れたチングルマの実もまたいい。

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 ニッコウキスゲの群落もお見事。

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 雨のため笙ヶ岳手前の第三峰までで来た道を引き返す。13:00雨が強まる前に全員無事下山。このコース、来年こそ晴れている日にぜひまた来たいものだ。


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キヌガサソウに会いに神室山へ

 6月18日(日)、久々に役内口から神室山に登った(鳥海山ヒルクライムは不参加)。このコースを歩くのは2010年8月以来である。実はこの日”本荘山の会”の会山行で神室山に行くはずであった。しかしリーダーがジオパークの行事とバッティンングして中止になってしまったのだ。他の会員に参加を掲示板で呼びかけるが反応は無し。今回も単独行である。

 今年異動した職場の窓からは毎日のように神室山が見える。3月18日(土)には「第1回神室サミット」に参加し、今年は神室山に登るモチベーションが急速にアップ、春から登るチャンスを狙ってはいたのだ。7:20頃役内口駐車場に着くと駐車場にはすでに15台程の車で満車、やっとの事で車を置き、7:40出発する。雪の上でない山歩きは去年の10月末の加無山以来である。この第1徒渉点の前にも小さな渡渉があり、あろうことか水中の石で足を滑らせて転倒。なんちゅうこっちゃ!(*^▽^*)

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 9:00、三十三尋の滝に到着、水流を流そうとシャッタースピードは手持ち限界の1/5秒。

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 滝を過ぎて間も無く不動明王に着き一本入れる。この古い石碑からも麓の人々がこの山を古い時代から信仰してきたことが伺える。ここから先は胸突き八丁の急登が続く。

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 今年初めて見るカタクリ、終わりかけの花が多かったが一番のべっぴんさんをめっけ!う〜ん、葉っぱが邪魔でした。

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 Two of us!僕ら二人 ♪(* ̄∇ ̄)/

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 ショウジョウバカマは綺麗に咲いている花がなかなか見つからないものだ。でも今日はべっぴんさんを見つけた。

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 今日はカメラを2台持参、上の写真はFUJIFILM X-T1 ベルビアモード、下のこの写真はSONY NEX-5+Minolta 50mm Macro
 色がこんなに違った。

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 ムラサキヤシオツツジがきれいに咲く。X-T1のベルビアモードはやはり原色を強調するような鮮やかな発色である。

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 10:15、御田の神の湿原に到着、ヒナザクラやコイワカガミが咲き乱れる。(NEX-5)

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 程なく前神室山がど〜んと姿を表す。

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 そしてちょっとした雪渓歩き。

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 右手(西側)に目をやると、前神室山とレリープピークの間の最低鞍部から鳥海山が姿を表す。

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 ”窓くぐり”の手前、登山道の脇にびっしりとキヌガサソウの大群落が姿を現した。今日はこれを見に登ってきたようなもの。それは皆さん同じだろうね。歓声が上がる。
ヾ(@^▽^@)ノ ワーイ!

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 「私だってここにいるのよ!」っと群落の奥でサンカヨウの声がしたような?

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 間も無く山頂、神室山東面を望む。次第に風が強まってきた。

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 11:15、山頂到着。風が強くガスが流れる。

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 山頂より鳥海山を望む。

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 同じく月山を望む。反対側に時折虎毛山も見え隠れする。風が強いので避難小屋に行き昼食、大休止。

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 12:05、避難小屋を後にして下山、パノラマコースを降りる。ただしこのルートはこの前神室山までアップダウンが続く。

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 神室山を振り返るが依然ガスに覆われたままである。13:05前神室山着。

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 パノラマコースにも結構花があった。ハクサンチドリにシラネアオイ、ゴゼンタチバナ、ツバメオモト等等。
パノラマコースは下りもきつい。15:00、無事下山。次回は別ルートでまた来よう。

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プロフィール

びんちゃん

Author:びんちゃん
山と自転車と写真が大好き。
本荘山の会 サンデーライダーズ所属
好きな山:鳥海山、焼石岳、栗駒山
秋田駒ヶ岳etc.
高3、小6、小4の三児の父親、中島みゆきファン歴4年。気がつけば50半ば、仕事と家事に追われ、山や自転車から遠ざかり気味なのが悩み。
05年自宅を新築、ヒートポンプ式全館床暖・エコキュートを導入、10年11月、太陽光発電装置設置、SANYO HIT-B205J01×28=5.74kw
尊敬する人物:アインシュタイン、R.P.ファインマン(物理学者)

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