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本荘山の会募集登山で笙ヶ岳へ

 7月21日(土)、所属する本荘山の会の市民募集登山で今年も鳥海山笙ヶ岳へ行ってきた。実は昨年の募集登山も同じ季節の同じルート、しかし大雨にたたられ大変な山行となったのだった。ここは今の時期花が素晴らしいルートなので、来年もぜひ同じルートで、という事でこの日の山行となった。

 8:20、鉾立登山口を出発する。募集登山なので、参加者は普段山を歩き慣れている方ばかりではない。ペースはかなりゆっくりと、ストックの使い方や荷物についてなど、アドバイスしたり、時にはバテ気味の参加者のザックを会員が持ってあげたりしながら歩く。11:00御浜に着いて小休止。観光地並の混雑だ。新しいトイレが設置されていた。


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 天気はガスが濃くて風が強く、鳥海湖はなかなか見えない。半袖では少々寒い。


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 ここから尾根沿いに笙ヶ岳を目指す。花畑を前景にやっと鳥海湖の写真が撮れた。
 

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 道沿いに咲く花々、ニッコウキスゲ、トウゲブキ、ウサギギク、ハクサンシャジン、コバイケイソウ、タカネニガナ、チングルマにハクサンイチゲetc。

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 間も無く山峰、ニッコウキスゲの群落が見事である。


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 12:15、山峰に到着しここで昼食・大休止とする。遅れた参加者とそのケアにあたった会員は御浜を経ずに笙ヶ岳に向かった模様だ。それ以外のメンバーでの集合写真を撮る。


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 リーダーである会長はここから下山するというが、せっかくここまで来たのなら隣の二峰、そして笙ヶ岳まで行かねば、っと自分を含む会員等7名が先へと行く。13:05、笙ヶ岳着。ここで何と写真家大川清一氏と遭遇2時間ほど粘っているらしい。大それたことに大川氏に我々の写真を撮ってくれとおねだり。快く応じてくれた大川氏に感謝である。


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 帰りは雪渓を通り、河原宿へ降りる。途中ガスって視界が悪い中道に迷っている登山者や、靴底が両足とも剥がれかけている登山者に遭遇した。道を教えたり、靴を応急処置してあげたりしたが、彼らは無事に帰り着いただろうか?山に来る人は相当増えたが、危なっかしい人も増えた気がしてならない。15:10、無事下山。
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花の焼石岳へ(本荘山の会会山行)

 6月17日(日)、本荘山の会の会山行で焼石岳へ。2台の車に分乗し、総勢10名で出発する。この山も随分とメジャーになったものだ。7:00頃東成瀬口三合目に着くと駐車場はほぼ満車。おまけに途中林道でマイクロバスとすれ違う。

 10名中女性が6名、恐る恐る渡渉するが、皆さん無事渡り終えた。

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 七号目柳瀞をすぎると花が増えてくる。まずはリュウキンカがお出迎え。

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 ミズバショウの群落もあちこちにあるが、なかなかキレイには撮れないものだ。


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 長命水付近に咲くキヌガサソウは花びらの色が白く無かった。

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 同じく長命水近くに咲く、サンカヨウとミヤマオダマキ、そしてミネザクラ。この後10:00頃焼石沼で小休止、焼石神社までの急登を行く。

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 皆さん花の撮影に夢中のようだ。


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 撮っていたのはこれ、エビネチドリとハクサンチドリが足元に一杯!

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 九合目焼石神社からは山頂を右に巻いて東焼石を目指す。サラサドウダンが盛りだ。

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 雪渓の脇にはヒナザクラ。

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 11:20、姥石平に着いた。一面ハクサンイチゲのお花畑。一つ一つの花を見ると、盛りを過ぎたものが多いが、どうしてなかなか素晴らしいお花畑があたり一面に広がる。


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 上は普通のミヤマシオガマ、この花の白花を見つけた。

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 天気はというと、ややガスったり晴れたりをくり返す。11:30東焼石岳山頂にて大休止、昼食をとる。

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 一行は東焼石岳から姥石平へ、そこから焼石岳山頂を目指す。13:00焼石岳山頂着。

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 山頂で小休止した後は、焼石神社へ下る。

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 天候は次第に回復して来たようだ。しかし、最初っから晴れていれば暑くて少々きつかったかもしれないな、と話しながら下る。

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 三界山の姿が凛々しく見えた。

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 渡渉地点にあったムラサキヤシオツツジ、行きは順光帰りは逆光、逆高の方がキレイに撮れた。

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 晴れて来たので大森山のブナ林も輝いて見えた。16:00過ぎ、全員無事下山、ジュネス栗駒スキー場ホテルブランにて入浴後帰宅する。

今季初の夏山山行は蔵王へ

 6月2日(土)、エコーライン刈田駐車場から熊野岳をへて地蔵山まで歩いてきた。一般観光客が多く、あまり面白みの無いコースである。なぜに今時こんな所に来たのかは後述する。

 この春仙台市内の大学に進学した息子のアパートに立ち寄った帰りの15:10、刈田駐車場から歩き始める。もちろんリフトなぞ使わない。
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 リフトの脇を歩くと15分足らずでリフト終点に着く。右手には刈田岳山頂と神社、去年の2月にはここに立ち寄ったが、今日はパス。

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 さらに10分も歩かないうちに御釜がみえてきた。冬の御釜が見たかったがあの時はまったく見えなかった。軽装の観光客が殆どである。

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 16:00、熊野岳避難小屋を経て熊野岳山頂に至る。去年の冬はここを目指したがホワイトアウトで断念した所だ。斎藤茂吉の歌碑がある。

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 熊野岳からは地蔵山へ至る途中右側に見えたカッコいい山、下山後調べたが雁戸山か?これはぜひ登ってみたいぞ!

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 16:30、蔵王ロープウェイ山頂駅のある地蔵山山頂に着いた。もう従業員くらいしかいない。かつてここに来たのは平成2〜3年頃スキーをしに来た時だろう。ここまで1時間20分か。帰り道を急ぐ。

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 夕暮れの御釜もいい感じだ。

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 17:30リフト乗り場まで来た。もう営業終了なのでリフトの直下を下ることにした。

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 花も何も無いと思っていたが、リフトの真下にイワカガミを見つけた。

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 そしてムラサキヤシオツツジとミネザクラ。17:40、駐車場着。

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 4月25日(水)、帰宅すると電話が鳴る。仙台の救急隊からだ。息子が自転車で転倒して右足の甲を骨折し、これから病院に搬送するという。その後医師から電話、明日朝手術をするので朝9時までに病院に来て欲しいとのこと。未成年なので保護者の同意がなければ手術はできない。翌朝一番の新幹線で仙台に向かう。
 息子の住む地区は、まるでスキー場のような坂道が連続する。その下り坂で自転車のブレーキが効かなくなり、足で制動をかけながら電柱に激突したらしい。右足甲の粉砕骨折、10箇所以上折れたり脱臼したりしている。手術は3時間半にも及んだ。ステンレス製のワイヤーが7本入っている。
 本来ならばもっと入院すべきだが、本人はこれ以上休むと授業についていけなくなると言い5月19日(土)に退院した。しかし、不便な松葉杖生活ゆえ、ほぼ毎週末親が仙台に通う羽目になったという訳である。この日も前日仙台に行き、病院に連れて行ってから掃除や洗濯をし、帰りに少々遠回りをしての山行であった。

鳥海山で3ヶ月ぶりの山行

 4月21日(土)、数日前からこの日の天気予報は快晴、気象庁の週間予報の信頼度もAランクで好天は間違いなし。この日は17:00から所属する「本荘山の会」の総会があるので、その前に鳥海山へ行かないかと会の掲示板で呼び掛けるも全く反応無し。オヤ〜、誰も行かないの?と思い、今回も単独行となった。

 朝8:00、車は猿倉口より少し手前、お花園湿原の駐車場まで行けた。ここを8:00出発する。40分程で樹林帯を抜けた。


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 空は雲一つない青空、黄砂で雪が汚れているのが残念だ。撮影機材はFUJIFILM X-T1+PLフィルター、足元は1月に購入したおニューのスキーだ。先月矢島スキー場で滑り初めをしたが、シールを貼って山へ登るのは初めてだ。

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 今日も数台のスノーモービルが、2ストの排ガスを撒き散らしながら自分の脇を登って行く。しかしどうも様子が変だ。行きは二人乗り、帰りは一人だ。後部座席の人はザックを背負っており、おまけに荷台には車用のスキーキャリアが設置され、スキーを載せている。こりゃどう見ても客を乗せて運んでいるようだ。そんなサービスをやっている業者があるのか?客は八合目付近で下ろしているようだった。

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 10:30、先行するのはモービルで登ってきたパーティーだが、彼らのペースは結構遅く、追い越してしまった。上から吹きつける風が強い。

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 11:45、舎利坂上部、連日の高温・好天のためかシュカブラが全くない。その代わりクラックが生じている。斜面の凍結はなくアイゼンもスキーアイゼンも不要、このまま行けそうだ。

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 シールだけでもスリップすることはほとんどない。ただし風は登るほどに強くなり、煽られて一回転倒した。11:50、無事山頂到着。雪は少なめである。不思議と山頂部は風が弱い。モービルパーティーはこの強風に恐れをなしたか、七高山に到達せずに姿を消した。

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 12:35、滑降開始、雪は軟くスキーを取られてここでも一回転倒する。やはり舎利坂は強風である。


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 しばらく滑り降りて行くとこんな標識があった。27日(金)の山開きに向けてのものか。作業したと見られる雪上車のトレースもあった。


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 猿倉口にかけてご覧の通り、一定間隔でポールが建てられている。13:15、無事下山。この後「本荘山の会」総会に望んだ。
 今年の冬は雪が多かった上に休日は荒天の日が多かった。また、今春大学に進学した息子の新生活準備も重なり、とても山には行けなかった。よってこの度は3ヶ月ぶりの山行となったが、調子はまあまあである。


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今季の初戦は秋田駒ケ岳

 1月7日(日)、やっと今季初の冬山山行である。天気予報は「雪のち曇り」、八合目までは行けるべ、と思っていざ出発したのだが。

 スタート地点の「アルパこまくさ」を9:30頃出発する。天気は時折雪が降るが、この後曇りの予報なので遅めの出発だ。駐車場には3台ほどの先行者の車がある。旧アッスルスキー場のゲレンデを直前の先行者の後をついて登る。

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 ふくらはぎの高さ程の積雪があるが、トレースを辿っていけば大して難はない。時折激しい雪が降る。

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 車道との合流地点で直前を歩いていた先行者に追いつく。その前の先行者はここで引き返したようだ。彼はこの先どうしようかと悩むが「オレは行きますよ」と言ったらついてきた。だがしばらく行くと股関節が痛いと言ってリタイヤした。よってここからはひとり旅、雪は結構多く、深いところで30cm近い。これを一人ラッセルして先をゆく。

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 片倉沢(1,100m)まではカーブミラーが目印となりわかりやすいが、ここを過ぎるとミラーもほとんど埋まっている。また森林限界を超え、吹きさらしの斜面となる。晴れていれば八合目の小屋が見えるところだが視界は10m程しかない。標高1,250m地点、目的地の小屋まで直線距離で300mしかないが今日はここまでとした。下山途中のカーブミラーで自撮りする。


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 ヤマレコMAPによる軌跡を表示する。下山後アルパにて入浴後帰宅、第2戦もここかなあ?

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プロフィール

びんちゃん

Author:びんちゃん
山と自転車と写真が大好き。
本荘山の会 サンデーライダーズ所属
好きな山:鳥海山、焼石岳、栗駒山
秋田駒ヶ岳etc.
大1、中1、小5の3人息子の父親、中島みゆきファン歴5年。気がつけば50代後半、仕事と家事に追われ、山や自転車から遠ざかり気味なのが悩み。
05年自宅を新築、ヒートポンプ式全館床暖・エコキュートを導入、10年11月、太陽光発電装置設置、SANYO HIT-B205J01×28=5.74kw
尊敬する人物:アインシュタイン、R.P.ファインマン(物理学者)

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